[第4話]テープ付きOPP袋によくある問題
OPP袋を封するためのテープは、主にふた(フラップやベロとも呼ばれる)部分に付けます。
これは、ふた部分を折って袋に封をする場合に、袋の内容物の厚みに左右されないという利点があるからです。
(ふたの大きさが一定であるために、厚みによってふたの貼り付け位置が変わってしまいますが、ふたにテープが付いている場合は、ふた部分を本体のどこにつけても封をすることが出来るということです。)
ただ、ふた部分にテープが付いている場合には、重大な欠点があります。
それは、OPP袋の内容物を取り出す際に、OPP袋の内容物がテープ部に貼り付いてしまう可能性があることです。特に、OPP袋の内容物が袋にぴったり入っている場合は、内容物が取り出しにくい上に、内容物がテープ部に貼り付く可能性が非常に高くなります。
もし、内容物が紙製品などの破れやすい商品の場合は、新しい商品が使用前に破損してしまう可能性もあるのです。
(私も、購入した商品がOPP袋のテープに貼り付いてしまったことが何度もあり、その都度、恐る恐る商品からテープをはがしています。)
これは問題ですよね。
では、どうすればいいのでしょう?
ご安心下さい。
この問題を解決するテープ付き袋があります。
それは、テープをふた部分に付けず、テープをOPP袋の外側に付ける方法(胴テープ)です。
テープをふたではなくOPP袋の外側につけることで、内容物がテープに貼りつく可能性がなくなり、テープ部に気を遣うことなく内容物をOPP袋から取り出すことが出来ます。また、何度も出し入れを繰り返す場合にも、このタイプのOPP袋は有効です。
このように、テープの位置を工夫するだけで、ちょっとした気遣いが出来ます。OPP袋の内容物を大事にしたい方にオススメです。
OPP袋の内容物の厚みが一定の場合には、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。胴テープのテープ付きOPP袋をお求めの方は、ご注文の際にテープ位置について一声おかけ下さい。
※ただ、封をして長期間経過した場合、のりがふた部分に移動することもありますのでご注意下さい。
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